概要
良い睡眠をとるためにはマットは必需品ですね。ただ各メーカーから沢山の種類のマットが出ており、どれを選べば良いのか分からないという方も多いと思います。
私も「マットが欲しい!!けど何を選べばいいの?」と思い、色々と時間をかけて探しました。
今回はそんな経験から、各マットの種類、メリットデメリットをご紹介できればと思います。
マットを大まかに比較してみた
マットは大きく分けて3つの種類があります。
- クローズドセルマット
- エアーマット
- インフレーターマット
まずは表にしてまとめてみました!!
マットタイプ | クローズドセルマット | エアーマット | インフレーターマット(自動膨張) |
---|---|---|---|
設営労力 | ◎ | × | 〇 |
パンクしてもOKか | ◎(パンクしない) | × | 〇 |
寝心地 | × | ◎ | 〇 |
コンパクトになるか | × | ◎ | 〇 |
値段の安さ | ◎ | 〇 | × |
次の項目では各マットの詳細な説明を行なっていきます!
- マットタイプの説明
- メリット
- デメリット
- お値段
各マットの詳細説明
クローズドセルマット
マットタイプ
広げるだけで利用できるお手軽マットになります。
よくバックパッカーの方が、リュックにくくりつけています。
メリット
当たり前ですがパンクしない!!
これが1番のメリットです。
空気を入れるタイプのエアーマットはパンクしたら終わりです…。
連泊中に、穴が開いた時の絶望感といったら…。
そしてもう1つのメリットとして、すぐに使えること。
キャンプ用品出して設営して、疲れた後にマットに空気を一生懸命入れて…とやるのは、本当に疲れます(笑)
逆に言うと片付けも物凄く楽です!
エアーマットだと押しつぶして、なんとか元の袋に収納する戦いが待ってますが、クローズドセルマットタイプだと、折り畳むだけなので5秒あれば終わります(笑)
デメリット
1番は、かさばる事です。パンクしない分、コンパクトに収納することが出来ません。
大きい車を持っている方なら関係ないですが、バイクや自転車、小さい車だと厳しいかもしれませんね。
私は車がロードスターなので、クローズドセルマットは1番最初に候補から外れてしまいました…。
次にあげると、厚さがあまりない(=薄い)です。
マットの厚さは寝心地に関係してきます。
エアーマットや、インフレーターマットだと厚さ2.5cm以上あるのが普通ですが、クローズドセルマットは1.5cm〜2.0cmになります。
お値段
マットの中では1番安いです。
銀マットになると1000円ぐらいで売っているものもあります。
どんな人に向いてるか
以下の方には向いていると思います。
- なるべく安く
- 設営、片付けがめんどくさい
- 寝心地はそこまで重視しない
エアーマット
マットタイプ
ポンプなどを使いエアーを注入して膨らませるタイプのマットです。
メリット
まず1つ目はコンパクトになるところです!
空気を入れて利用するタイプなので、収納時は3種類のマットタイプの中で1番小さくなります。
そして、寝心地がとっても良い!
クローズドセルマットでは厚さが平均1.5〜2.0cmとのお話をしましたが、なんと…エアーマットでは10cm以上ある極上ものも…!!
10cmともなると、家の敷布団より厚いですね(^◇^;)笑
もちろん厚くなると大きさも増してくるので、選び方には気をつけないといけませんが、爆睡間違いなしです。
デメリット
対してデメリットは、空気を入れるのがとても大変です…。
全部空気ということは、全部自分で膨らませなければなりません。
クローズドセルマットは5秒あれば使えますが、エアーマットは5分ぐらい時間がかかるかもしれません(_)
ですが、最近は収納袋をポンプに利用できるタイプが売っているので、そういったものを買うのもアリですね!
またエアー注入式なので当たり前ですが、パンクもします。
インフレーターマットは中にマットが入っているので、なんとかクッションの役割を果たしてくれますが、エアーマットは100%空気で出来ているので、パンクすると使い物にならなくなります…。
お値段
エアーマットに関してはピンキリすぎて難しいです。上下差が1番激しいです。
クローズドセルマットは高いものでも5千円程度ですが、エアーマットは安いものは数千円ですし、高いものは数万円します!
(次にご紹介するインフレーターマットより高い)
平均値でみると、3つの中では真ん中ぐらいでしょうか。
どんな人に向いてるか
コンパクトさを重視する方
労力はかかっても、寝心地が良いものが欲しい方
インフレーターマット
マットタイプ
エアーマットの中にウレタンなどのクッション材が入っており、空気孔を開けると半分は自動で膨らむタイプになります。
エアーマットと、クローズドセルマットの良いところ取りをした、中間タイプです!
メリット
インフレーターマットの1番の魅力は、ある程度は自動で膨らみ、設営が楽なところです!
エアーマットはコンパクトで寝心地が良いものの、空気を自分で入れるのはかなり大変です。
その分、自動膨張タイプは労力がかなり減ります!
さらに、エアーマットほどまではいきませんが、かなりコンパクトになります!
私が所持しているものは500mlペットボトルより一回り大きい程度です。
また、空気は注入するのでパンクはしますが、エアーマットほどぺちゃんこになりません。
とはいえ、パンクすると、厚みがなくなるので、銀マットと同等のレベルにはなりますので、すぐに修理or買い替えが必要になります。
デメリット
機能的には、正直ないのですが、費用面で言うと、平均の値段が高めです。
安くても5千円はすると思います(^◇^;)
どんな人に向いてるか
パンクで使えなくなるのも嫌だし、設営も楽な方が良いし、コンパクトになってほしい…という全ての要件を満たしてほしい!という方におススメです!
おわりに
今回は3種類のマットの違いをお伝えしました。
私はコンパクト性・寝心地・パンクしにくいの3つから、インフレーターマットを選びました。
それぞれのマットにメリット・デメリットがあるので、自分自身の求めるもの・好みに合わせて選びましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!